JA愛知北農産マップ
いちじく
愛知北管内の栽培エリアと収穫時期
大口町はいちじくの産地。全国的にも愛知県はいちじくの生産で有名です。
収穫時期は7月~9月です。
特徴
いちじくは夏から秋の時期にかけて実をつけます。花は実の内側に目には見えない形で多数着生するので無花果とも呼ばれます。イチジクは果実の90%近くが水分。低カロリーでダイエットに効果的です。又、食物繊維のペクチンによる便秘を直す効果や、消化不良を助けたりする働きがあります。ミネラル分も多く含まれます。葉や茎から出る白い液体は痔の回復にも効果的です。
カリフラワー
愛知北管内の栽培エリアと収穫時期
岩倉市は都市近郊産地であるため、畑や休耕田を利用し古くからカリフラワーの栽培が盛んです。野菜指定産地にも指定されており、高品質な生産を心掛けています。主に中京方面に出荷しております。出荷時期は10月~12月、4月~6月です。
特徴
栄養価としてビタミンB1、B2、Cを多く含み、茹でるなど加熱してもビタミンが落ちにくく、食物繊維も豊富です。カリフラワーはつぼみの色が白く、その花蕾の集まりを食べます。食材として選ぶ際にはかたく重力感があり、茎は短く太いもの、そしてつぼみの色が純白で隙間のないものを選ぶのが望まれます。コレステロールや血圧の低下、風邪に効果があり、また免疫機能を高めてがんを予防するなどの効果があるといわれております。
かりもり
愛知北管内の栽培エリアと収穫時期
深緑のカリモリの生産は夏場(6月から8月まで)に行われ、守口漬工場へ出荷されます。大口町のカリモリは美味しい守口漬として全国各地へ運ばれます。浅漬け用としての出荷もされています。カリモリはあいちの伝統野菜として認定されており、その栽培の歴史は明治時代から始まりました。尾張地方では他に清須市の地域でも栽培が行われています。扶桑町でも栽培されております。
特徴
カリモリはメロンと同種である白瓜の一種で、ぽっちゃりとした濃緑色で1キロ程重量がある作物です。果肉は白く、堅瓜と呼ばれる程、シャリシャリとして歯ごたえがあります。一般的に漬物として利用されます。
キャベツ
愛知北管内の栽培エリアと収穫時期
江南市を中心に5月~6月、11月~1月に収穫されます。
特徴
胃にも肌にも効果的なビタミンたっぷり野菜
キャベツの栄養素で特徴的なのは、ビタミンU。これはキャベツの絞り汁から発見されたもので、「キャベジン」とも呼ばれています。正確にいえばビタミンではないのですが、ビタミンと同じ働きをする「ビタミン用物質」です。ビタミンUには胃酸の分泌を抑え、胃粘膜の修復を助けて胃潰瘍を防止する作用があります。
キャベツのもう一つの特徴はビタミンCに富んでいることです。ビタミンCは日焼けによるメラニン色素の沈着を防ぎ、美肌を保つのに役立ちます。また活性酸素の活動を抑え、がんの予防にも役立ちます。
JA広報通信より引用
ごぼう
愛知北管内の栽培エリアと収穫時期
木曽川の河川敷の肥沃な土地を利用し、扶桑町ではごぼう等の根菜類の栽培が盛んです。ごぼうの収穫は7月から8月にかけて行われ、近年は高齢化に向けて労力軽減のため機械一貫管理を目指しております。出荷先は大阪方面です。
特徴
食物繊維たっぷりのゴボウ。特にリグニンと呼ばれる不溶性の食物は整腸作用があり、便秘や大腸ガンの防止等に効果的です。他にもイヌリンと呼ばれる炭水化物は利尿効果や発汗作用があると言われています。根を長く地中に伸ばすためには通気性と排水性の良さが必須なので、水管理は特に注意して行わないといけません。保存は土がついたまま新聞紙にくるんで保管しておくのが望ましく、水洗いをした場合は水分が抜けないうちに早めに調理したほうが良いでしょう。
米
愛知北管内の栽培エリアと収穫時期
JA愛知北管内では「あいちのかおり」「ゆめまつり」を中心とした品種のお米が栽培されています。「あいちのかおり」は中生で大粒、厚みがあり1粒1粒がしっかりしています。明るい澄んだ白色で、艶があります。「ゆめまつり」は大粒で早生品種です。
管内では主に犬山市、岩倉市、大口町で生産されています。収穫は10月から12月にかけて行われます。
特徴
栄養のバランスが取れた日本の主食
お米の主成分は糖質ですが、他の穀物と違ってタンパク質、カルシウム、鉄、マグネシウム、亜鉛、ビタミンB1・B2、食物繊維などの栄養素が詰まっています。お米には白米、胚芽米、玄米として店頭で売られますが、白米は稲から籾殻、胚芽、ぬかを取り除いたもので、胚芽米は籾殻、ぬかを取り除いて胚芽を残したものです。胚芽米はビタミンB1、食物繊維が豊富です。玄米は籾殻だけを取り除き、胚芽もぬかも残した米なので栄養的に優れています。特にたっぷりと含まれているビタミンB1は糖質を素早くエネルギーに変える働きがあり、倦怠感、食欲不振、貧血解消に役立ちます。
JA広報通信より引用
だいこん
愛知北管内の栽培エリアと収穫時期
江南市、扶桑町で主に栽培されています。4月から6月にかけて春ダイコンが、秋冬ダイコンは10月からの冬場に収穫されます。主に中京地方を中心に出荷されていますが、関西方面への出荷もされています。守口大根は扶桑町で漬物用として安定生産されています。
特徴
根には消化酵素と食物繊維、葉にはビタミン
ダイコンの根の部分にはビタミンC・鉄分・食物繊維のほか、消化酵素のジアスターゼやアミラーゼがたっぷり含まれています。これが食物の消化を助け、胃腸を整えます。ダイコンおろしはしっぽに近い方で作るとピリリと辛いことがあります。この辛みは硫化アリルという成分によるもので、同じく胃液の分泌を高めて消化を促す作用があって、胃の健康のために効果的です。また食物繊維も豊富であるという特徴もあります。ダイコンは葉の部分にも栄養が詰まっています。根よりもビタミンCが豊富で、体の免疫機能を高めるビタミンAも十分に含まれていることが特徴です。
JA広報通信より引用
なばな
愛知北管内の栽培エリアと収穫時期
江南市では宮田地区、扶桑町では町内全域がなばなの産地です。菜の花が咲く前の若い芽葉が「ナバナ」として収穫されます。収穫時期は12月から3月です。
特徴
「なばな」は長い葉、茎、花のつぼみの部分で食用とされるもので、一年中生産されるようになりましたが、旬の時期はやはり冬から早春にかけてです。栄養価としては特にビタミンCが豊富で、他にもカルシウムや鉄分などを多く含みます。花が咲き始めると味が落ちてくるので、つぼみが開かないうちに調理しましょう。
ねぎ
愛知北管内の栽培エリアと収穫時期
江南市、岩倉市を中心に周年栽培されます。特に江南市布袋地区では、越津ねぎが秋冬ネギとして生産されており、あいちの伝統野菜に認定されています。越津ねぎは11月から3月にかけて収穫されます。
特徴
白ネギには解熱作用や食欲促進成分 葉ネギにはビタミンがたっぷり
ネギの効用ですが、まず白い「根深ネギ」は風によく効きます。ネギの辛み成分である硫化アリルには発汗・解熱作用があり、のどの痛みを鎮めます。他にも胃腸を刺激して食欲を増進する効用もあります。一方、青々とした葉ネギにはβ-カロチン、ビタミンCなどがたっぷり含まれ、栄養価は緑黄色野菜並みです。β-カロチンはゆでたブロッコリーの約2.5倍、ビタミンCはゆでたホウレンソウの約1.5倍もあります。
はくさい
愛知北管内の栽培エリアと収穫時期
江南市を中心に11月~1月に収穫されます。出荷先は主に中京地方、関西地方が中心です。
特徴
尾張地域は秋冬はくさいの指定産地になっており、冬から春にかけて出荷が最盛期を迎えます。寒い時期になると葉の糖分が増え甘みが出て美味しさが増します。はくさいのほとんどは水分で成り立っていますが、栄養価としてはビタミンC、鉄分、カルシウム、カリウムを多く含み、柔らかく食物繊維の多い食材となっています。食材として選ぶ際には、黄色または変色していないものや胴の白い部分がみずみずしく重力感あるものを選ぶようにしましょう。
桃
愛知北管内の栽培エリアと収穫時期
愛知県内では春日井市・小牧市・犬山市・豊田市を中心に栽培されています。管内では犬山市で出荷されています。収穫時期は品種による違いはありますが、6月から8月初旬にかけて収穫されています。
特徴
桃の歴史は、明治時代に海外から品種が導入され日本の各地で栽培が行われるようになりました。今日まで全国各地で品種改良が進んできましたが、代表的なものとして「白鳳」と「白桃」が挙げられます。ともに知名度が高い品種です。桃の効用としては、食物繊維が豊富で便秘解消に役立ちます。その他、食欲増進や疲労回復といった効果があるようです。栄養成分はカリウム、カテキン、糖質などが含まれます。
じねんじょ
愛知北管内の栽培エリアと収穫期間
犬山市の山間地で栽培されています。11月から12月いっぱいまで収穫されます。掘り出された芋は貯蔵性もあり、適温下では約半年間も保存ができます。
愛知県農業試験場が10年ほど前に畑での栽培にも適した品種【夢とろろ】を開発し、病気になりにくい上、粘りが強く味が良いことが評判を生み、県内全域で栽培されています。
特徴
ヤマノイモとも呼ばれる自然薯(じねんじょ)は、ヤマノイモ科ヤマノイモ属のつる性多年草。ヤマイモやナガイモと混同されやすいのですが、もともと日本古来から自然に山に自生していたため、自然薯(じねんじょ)と呼ばれているように、中国から伝わったとされるナガイモなどとは味も粘りも違います。
六条大麦
愛知北管内の栽培エリアと収穫期間
大口町と扶桑町が主な産地で、水稲の転作作物として栽培されています。収穫時期は5月下旬から6月いっぱいです。
特徴
二条大麦と六条大麦とでは、穂についている実の列数が異なり、穂を上から見ると二条大麦は2列に、六条大麦は6列についています。六条大麦は、主に精麦され「押し麦」や「米粒麦」として麦飯や麦味噌の原料に利用されます。
この地域では全量麦茶の原料として使用され、JAでは、ペットボトルで販売を行っております。
小松菜
愛知北管内の栽培エリアと収穫期間
管内全域で栽培されていますが、主に江南市、扶桑町で栽培が盛んです。ほぼ周年栽培されており、年間通じて出荷されています。
特徴
小松菜は「ツケナ」の一種です。ツケナとは、アブラナ科アブラナ属に分類される結球しない葉菜類のことで、チンゲンサイやからし菜などもこの仲間です。比較的栽培しやすい品目であります。
大豆
愛知北管内の栽培エリアと収穫期間
大口町で水稲の転作作物として栽培されており、12月から1月にかけて収穫されます。
大豆を活用した味噌づくりなどが盛んに行われています。
特徴
大豆は、豆類の中でも特にたんぱく質を豊富に含むことから、「畑の肉」とも呼ばれています。その他にも、体に必要なビタミンやミネラル、脂質などを含む栄養価の高い食材として知られており、コレステロール値を下げることによって生活習慣病を予防する効果があるといわれています。
守口大根
詳しくは「特産物のご紹介:守口大根」をご覧ください
ポインセチア
愛知北管内の栽培エリアと収穫期間
江南市と大口町で栽培されており、県内でも有数の産地として、中京地域や関東地域に出荷しています。出荷時期は10月~12月中旬です。
ハイビスカス
愛知北管内の栽培エリアと収穫期間
江南市と大口町で栽培されており、県内でも有数の産地として、中京地域や関東地域に出荷しています。出荷時期は5月下旬~7月です。