木曽川や五条川の流れが大地をうるおす、愛知県北部の尾張平野。
その一角に、「畑や田んぼ、果樹園で、かわいい『ざしきわらし』のような女の子を見た」という、うわさが立つようになりました。
「ざしきわらし」は、むかしから東北地方につたわる、子どもの姿をした精霊。
「ざしきわらし」を見た人にはしあわせがおとずれ、住みついた家は栄えるといわれています。

　見た人の話から、越津ねぎのような髪には桃の飾り、腰には守口大根、袴はカリフラワーのよう。
そして背中には、かわいらしい米俵を背負っているとか。

　しばらくすると、女の子から、ＪＡ愛知北に手紙が届きました。
「ふるさとのみなさんをしあわせにするために、わたしにも、おてつだいさせてください。」

　こうしてその女の子は、ＪＡ愛知北の新しいマスコットキャラクターとして活躍することになりました。
また、ＪＡ愛知北では女の子の名称を一般公募して、厳正なる審査の結果「愛ちゃん」に決定しました。
これから、この愛ちゃんが分けてくれる「しあわせ」を皆さんと一緒に確かめましょう。