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犬山の桃

産地背景と品種の特徴について

 桃は元来、中国が原産地であるといわれております。愛知県では春日井市・小牧市・犬山市・豊田市を中心に栽培されています。犬山市では、昭和初期頃から生産が始まっており、現在では羽黒・楽田・二の宮・内久保・五郎丸地域が主産地となっています。

 犬山市で栽培される主な品種は3種類あります。一つ目に日川白鳳。この品種は早生種で6月下旬から7月上旬が収穫時期です。二つ目に知名度が高い白鳳ですがこの品種は6月下旬から7月上旬が収穫時期です。そして3つ目に晩生種の愛知白桃は7月中旬から8月上旬にかけて収穫されます。

もも品評会の開催

 毎年、犬山市果樹園芸組合連合会の主催により「もも品評会」が行われております。

 これは栽培改善及び出荷技術の向上を図り、犬山市果樹農業の振興に寄与することを目的としています。それぞれの地区の生産者が多数出品し、着色・熟度・病害虫・外観そして糖度を基準に品質を競います。審査は比較審査で農業改良普及センターやあいち経済連、市場業者などが行います。

 厳正な審査により愛知県知事賞、犬山市長賞などの賞が受賞されます。

 また、桃生産者の高齢化を受け、栽培面積の減少を防ぐため、「桃サポーター養成講座」が開講されており、一般市民らが桃の栽培のお手伝いなど行う技術を習得し、桃の生産の支援をしております。

愛知北管内の生産データ

主要産地 犬山市 羽黒・楽田・二の宮・内久保・五郎丸地域
作付面積 38ha
出荷量 年間36トン(平成27年度)
収穫・収穫時期 6月~8月