2月3日扶桑町で特産「守口大根」収穫体験と守口漬け試食会を開きました。昨年好評だったことを受け2度目の開催。扶桑町や名古屋市などに住む約30人が参加しました。
参加者は守口漬の製造販売業者「株式会社扶桑守口食品」の事務所で守口大根についてと料理方法の説明を受けた後、守口漬を試食し、畑で収穫体験をしました。
これは、世界一長い大根としてギネス認定された「守口大根」を見て触れて食することにより身近に感じ、全国一の産地をPRすることが目的です。扶桑町の守口大根は全量漬物業者との契約栽培のため、ダイコンの状態では市場に出回らないので、収穫した守口大根を持ち帰ることのできる珍しい取り組みです。
参加者はスコップを使い、途中で大根が折れないよう丁寧に掘り起こし1人約10本から20本を持ち帰りました。
収穫した大根の長さを競い合うコンクールも行い、114センチのダイコンを掘り当てた小澤杏果さんが優勝しました。順位よってJA愛知北の日本酒「夢吟香」など6次産業化商品が渡され、参加賞として守口漬を使ったラスクなどが配られました。
参加した小学生は「始めは掘るのが難しかったが、コツがわかるとどんどん掘れるようになり楽しかった」と笑顔を見せました。
企画した扶桑支店営農生活課青木康弘課長は「幅広い年代と地域の方へPRすることができた。今後も伝統野菜を守るため収穫体験を継続し積極的にPR活動をしたい」と話しました。