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自然薯の目ぞろえ会を開きました

JA愛知北管内の犬山東部じねんじょ部会は11月13日、犬山支店で自然薯の目ぞろえ会を開き、生産者や県農業改良普及課職員ら15人が参加しました。部会員一人一人が自然薯を持ち込み、栽培時の工夫や病害虫の対策などの情報を共有しました。

今年は、台風や夏の日照りが強く天候不順が続いたものの、栽培管理を徹底したおかげで品質は良好で、長さや肥大も十分な仕上がりとなり、収量にも期待ができます。同部会では、1月下旬までに約500キロの出荷を見込んでいます。

自然薯はもともと山に自生していたものですが、県の農業試験場が10年ほど前に畑での栽培に適した品種「稲式2号」を開発しました。病気になりにくい上に、粘りが強く味もよいのが特徴です。この品種が生まれたことで、同市では定年退職者などが生産を始め、今年は新メンバーを3人加え部会員12人で、活動しています。「夢とろろ」という商標をつけて販売し、贈答用のほか、保存できる半加工した製品としても活用されています。

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